“途上国”こそ最先端を走っている。
どうも、園部です。
正直、ブログやっていたことをもはや忘れていたレベルです。恐ろしい。
時間がたっての更新なので、あまり
ピンとこないかと思いますが、タンザニアは暑さのピークもようやくすぎてきて、いよいよ雨季に向けて若干の涼しさを感じさせるようになりました。
僕はというと、写真をSNSにあげればそのたびに太ったというアフリカもなにも関係ないコメントで荒らされ、ジムに通うという似合わないことをやっています。
さて、タイトルですが、大胆に打ち出してみました。
GDPやインフラ事情を指標に途上国と定義されており、生活の水準が日本と比べて低いことは事実。パソコンももっていないし、使えない人も多いし、日本の生活に慣れていた分のギャップによる不便さは確かにあります。
だけど、そもそもパソコンってみんなもつ必要ある?
ここタンザニアの都市ダルエスサラームではスマホの普及率はまぁまぁ高く、コミュニケーションはWhatsAppで、SNSもFacebookやインスタが流行っている。
形式的なメールは確かに返信が遅いが、それらを利用すればすぐに写真や価格が届きディールへの決定プロセスは早い。
考えてみると、スマートフォンに至るまでの過程として、ワープロがあり、電話があり、パソコンがあり、テレビがあり、などといったそれぞれの機能の進化と用途にあわせた製品をコンパクトに集約していったものといえる。
だから、世代によって馴染んだものがあるし、一方で淘汰されていると思う。
しかし!!
途上国では、その過程を自ら歩むことはなく、スマートフォンは安いし便利だぜ!ってことで、パソコンもテレビも購入せずにいきなり集約された製品に辿り着くのである。
いまの日本では家にテレビがあることが当たり前で、スマートフォン持つ前から持っていたし、併用して使い分けているからいまだ必需品のような感覚があるのではないだろうか。
タンザニアで所得の向上に応じてテレビ局が儲かるようになるか、と言われると難しいなと思います。
実際にテレビ局がアプリにして同じ内容スマートフォン向けに流していますしね。
よく途上国を戦後の日本みたい、いついつの日本みたいだなぁなどと揶揄しますが、情報収集手段と自国ではなく外国の技術の違いが大きいので一緒ではないと思います。
あとは、規制の少なさが最先端のものを受け入れやすい理由ですかね。
通信を中心としたある種生活環境に関わるビジネスの利権がそんなにないのかもしれないですね~。
一応、アフリカというか途上国でビジネスをするうえでこういう考え方をするのがいいんじゃ、というやつでしたー。
頑張って更新していこうと思います。