タンザニア広告代理店の思考

Trickster社という広告代理店をやっています。あくまで個人の見解です。

市場がない、というチャンス

 

どうも、園部です。




日本に帰国をすると、「休日はなにをしているの?」と聞かれることがよくあります。



仕事しているか寝ているかが大半なので返答に困るのですが、よくよく考えたら日本にいてもたいして変わらないような。。

 

無趣味な性格がアフリカでも生活に飽きないひとつの要因ということにしておきます。




 

娯楽といえばやはりテレビはアフリカでも欠かせないですね。




テレビの収益源といえばやはり広告(CM)になるわけですが、まだまだ日本や先進国のような土壌はできあがっていないのが現状です。




僕は仕事柄、タンザニアのテレビ局各社と意見の交換等で会うことがしばしばあります。

 

 

 



日本でどのようなものが流行っているのか、どんな機材を使っているのか、など様々です。




そうした付き合いがあると、ある種プライベートでも遊べる仲となり、なんでもお願いできる関係性になってきました。



例えば、日本文化まつりはドキュメンタリーの制作、放送から、既存の番組への出演など全部無料で協力をして貰ったり。

 

ちょっと自慢になりますが、外国人(特に日本人)に対してこのように便宜を図ってもらえるのはそうそうないことだと自負しています。





僕がやりたいことはタンザニアのメディア価値を上げることで、そのためにはプログラムの充実化が必要です。そもそもの広告価値を上げなければなりません。



さらに、そこに日本の居場所をつくることも大事だと思っています。



 





現在、日本のテレビコンテンツを現地テレビ局と協力をして放映の準備をしています。



 

アフリカで日本のコンテンツが放送されているのが当たり前になる、そんな未来はそう遠くないかと思います。




実は、現在、タンザニアだけでなく、東アフリカ圏、南アフリカ圏のテレビ局数社とは水面下で仕事を進めています。





この現状を考えると、いまがチャンスなのかと言われると、そうではないかもしれません。




ただし、待っていてもいずれ勝手にチャンスがくるとも限りません。




ならば市場をつくるべく奮闘するしかない。




そんな気持ちで頑張りたいと思います。




読んで頂きありがとうございました。




園部篤史