タンザニア広告代理店の思考

Trickster社という広告代理店をやっています。あくまで個人の見解です。

アフリカでビジネス=搾取って考えていたら日本はおしまい。

どうも、園部です。

 

まさかの1月以来の更新。新年のあいさつから10カ月て。

アットアフリカの更新を優先していましたが、あっちで書けないことはブログで書こうと心機一転移行をしてみました。

 

タイトルですが、アフリカと日本の関係って色々な見方があると思うんですが、大切なのは日本をどういう立ち位置か理解しているか否か、という点だと思うんですよね。

 

まあ、定義について話すのは野暮なのであれですが、要は途上国の人たちは貧しく資本主義社会において先進国のビジネス規模に適わないから、地場企業を危ぶませるようにゴリゴリにビジネスを進めていくのは悪という考え方なのでしょう。

 

考え方はそれぞれですが、そもそも日本はいつまで先進国でいれるのか、いつまでアフリカに対して施しを与える存在だと思っていられるのか、ということも考えてみるべきでしょう。

 

アフリカのタンザニアにいて感じることはその成長のはやさ。街並みが瞬く間に変わっていきます。

パソコンは使えない人がたくさんいるけれど、スマホを使いこなしています。

日本や先進国の順をたどるような成長の仕方ではないのです。テクノロジーはその発展の過程をたどっていく必要はないのです。

 

さらに、僕が最重要項目とも思っているのが、人口の増加です。

 

中国をみて思うことですが、中国の強さは人口とそして彼らが世界中に散らばることです。人口の移動と移住はその土地に経済圏をつくりだすのです。

タンザニアでは、中国語のフリーペーパーがビジネス化されているほどです。

 

タンザニアでは、日本の高級製品は売れないけれど、まぁタンザニアに日本人が1億人いたらそれはタンザニアの人口よりも多いし、日本の製品ばっかり売れるよね、ということです。極論ですが。

 

しかし、日本は島国なので、販路の開拓で一番近道ともいえる人口の移動ができていない。それどころか人口は減る一方。一番ロイヤリティが高いともいえる消費者は減少傾向なわけです。

 

社会保障、生活基盤、めちゃくちゃ大事でそれを維持している日本はすごいです。

でも、世界ではそれを手に入れられずに必死に生きている=ビジネスをしている人たちがたくさんいて、国民という国力(サバイバル能力的な)の差は広がっているのではないでしょうか。

 

アフリカはいま世界中が狙う、消費者マーケットです。

 

そんな世界中の企業が進出しているのに、搾取なんて。。できるものならしてみたいですわ。

 

アフリカはいつまでも日本から企業がくれば大手を振って喜んでくれるようなマーケットではありません。

 

僕もタンザニアで広告代理店をしている唯一の日本人だと思いますが、いつだって現地企業のライバル会社と必死に戦っています。(全然勝てない。)

 

とはいえ、やっぱりいまはまだまだ日本企業は現地の大手と比べてかなり優位に立てる要素はたくさんあるでしょう。

 

なにが言いたいかというと、鉄は熱いうちに打て!くるなら今!

ということです。

 

どうも、よろしくお願いします。

 

 

今後は週1くらいで、こんな風に酔っぱらった状態で失言だけはしないように更新していきます。決意。