タンザニア広告代理店の思考

Trickster社という広告代理店をやっています。あくまで個人の見解です。

ブローカーとインターネット

 

どうも、園部です。



外での打ち合わせが続くとその先々でなにか飲み物を頼むので、夜にはお腹いっぱい、なんてこともあります。

 

なんとも贅沢な話です。

 

ホテルのカフェで商談なんかをすると、少し気も大きくなってしまいます。



いつかそんな場所が似合い見合うビジネスマンに成長したいものです。




             


              夜景を見ながら、なんてことも。

 



前回のブログではブローカーという仕事について書かせて頂きました。



その中で、彼らのことを“小さな商社マン”と表現しました。



 

ブローカーのような仲介し手間や不都合を解決するような職種は商売において本質的な性格を持っていると思うので、どの業界にも存在するのではないでしょうか。



 

しかし、近年その割合がどんどん小さくなっているような気がします。

 

 

 

その原因は、ずばりインターネットの普及ではないかと。



 

ネットで買い物ができるようになれば販売所はいらないし、なにより自分で情報を得て直接アクセスする道筋を作ることができるのです。

 

 

 

対照的に、ここタンザニアではまだまだインターネット文化は弱いです。



 

持っている人もあまり使い慣れていないというか、パソコンと向かい合う習慣ができていないような印象です。

 

 

 

そこで面白いのが、インターネットを使える、ということでブローカーとして仕事が成り立つことです。



 

極端な話、ネットで本を買ってあげるだけで少し上乗せして売れちゃう、みたいなことです。

 

 

日本人にとってはこういう相手のほうがビジネスしやすいかもしれませんね。

 



ネットを通じたビジネスを思案している方は、こういう点を利用できるかどうかが肝となるのではないでしょうか。

 

 

 

さらに、関係するところで言うと、現地の人はネットでの支払いにはとても抵抗があります。銀行振り込みも好きではありません。

 



このキャッシュ文化というのはなかなか簡単には覆せないものなので理解が必要です。

 

 


    家のWi-Fiルーター。中に携帯のSIMカードが入っています。



 

僕はパソコンをはじめ機械関係が弱く関心もイマイチなので、こういう状況でもあまり困らないのですが、すいすい快適なWi-Fiが恋しくなるあたりどうやら現代っ子のようです。

 

 

成長が早いアフリカにいるといつかあっという間に取り残されてしまう気もしますが。

 



読んで頂きありがとうございました。



 

園部篤史