なめられずに気にいられろ!
どうも、園部です。
ついこの前まで寒いと嘆いていたのも嘘のように、暑い日が続いています。
とはいえ、ダルエスの暑さは日本の甲子園みたいにむんむんとした感じとは違いますので僕はけっこう好きです。
ところでアフリカ渡航経験のある人は嫌な経験談もあるかと思いますが同時に非常に温かいおもてなしを受け、それがいい思い出となっている人は多いのではないでしょうか。
実際、日常的にいわゆる親切な人は多いと思います。というか、善意を知らない人に向けることに抵抗がないというか壁がない。我々日本人からすると家族や友人に向けている善意を知らない人には向けないけれど、それをアフリカ人は当たり前の感覚でできる、というような捉え方です。
それは大変素敵なことですし、そういう理由でアフリカを好きになることは至極自然かなと思います。
ただし好意が必ずしも好意とは限りません。
なぜならば、物価も違う豊かな国日本からきた我々と相対すると、好意や善意に別の感情が生まれてきます。
それは下心というか、上客というか、そういうものです。
もちろん、金払いがよい人に対してサービスはよくなるだろうし、とても喜んでもらえます。良くしてくれますし、とても親切に接してくれるでしょう。
でもそこにきっと心からの尊敬はないと思うのです。
互いを対等と認識した関係性とは言えないと思います。
自慢話にもなりませんが、僕は近所のタクシー界隈ではケチでちょこっと有名です。見知った顔でも値切るし粘るし、喧嘩します。
でもだからこそ、たまたま道であったら無料で乗っけてくれたり、ご飯食べる?って言われたり(笑)、そういう関係性でいられるのだと思います。
50円100円を惜しむのではなく、なんだかお金で表面的な信頼関係を買いたくないので、そういうことをするようにしています。
それでもたまに値切りすぎたときには、支払い後、文句を言わなかったらチップをあげたりすることはあります。
対等な関係性でいるために重要なのは厳しさなんでしょう。
読んで頂き、ありがとうございました。
園部