タンザニア広告代理店の思考

Trickster社という広告代理店をやっています。あくまで個人の見解です。

『ゼロ資金ビジネス』のからくり

どうも、園部です。

留学をしていたイギリスの支払いは完全にカード文化だったのですが、アフリカはもちろんキャッシュ文化。タンザニアの通貨はタンザニアシリングと言い、1USD=約1650Tshです。

 

必然的に0が多くなりなかなか頭の計算が追い付かない上に、大きな桁数を英語でいうことに慣れていないため、いつもしどろもどろです。これも慣れるしかないですね。

 


       一番高価な紙幣の1万シルの絵柄が象ってなんかいい!

 

 

 

 

 

僕が行っているビジネスはどれも資金ゼロスタートです。

そういうとなんか裏があるな!と思われるのですが、そういうわけでもないのです。

 

 

 

日本企業と組む場合が一番わかりやすいと思います。

 

日本からの渡航費、人件費、またローカルなやり方に合わせていく時間などを考えると、現地の企業と協力するという選択肢があり、現地としては実務を担う、日本側は物の供給や投資、となるわけです。

 

 

 

当たり前ですが、ポイントはその事業計画の中で自分が必要不可欠なポジションにいることです。

 

 

お金を払うことが一見一番簡単そうですが、それはお金のない僕にとってはとれないポジションなわけです。

 

無論、アイディアが良くても、それだけではその関係上でバランスを保つことはできません。

 

 

そこで必要になるのが上記の位置です。

 

こういう知り合いがいる、地道な営業ができる、現地での業務ができる、等々です。

 

 

理想としてはそれに現地の企業を加え、さんすくみのような相関図を築くことだと思っています。

 

 

こういう言い方をすると、「じゃあアフリカにいるだけじゃん!」と思われると思いますが、完全に否定はできないです。

 

 

 

それほどに、日本企業は進出に慎重だと感じています。

同時に、どんなことも一人では全部できないのだな、と思います。

 

 

 

もっと日本企業が進出してきたら嬉しいと思うのですが、自分が現地にいること、それを実行できる人間関係とノウハウがあることを武器にビジネスを展開できたらいいなと思っています。

 

 

 

読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

園部篤史