タンザニア広告代理店の思考

Trickster社という広告代理店をやっています。あくまで個人の見解です。

騙されない技術

 

どうも、園部です。

 

 

新年あけましておめでとうございます。

 

 

なんだか気がついたら年が越していた感じです。

そして、気がつけば何も変わらぬ日常に戻っています。

 

 

変わらない風景の中にもそれぞれが新年の抱負を抱いているのかと思うと頑張らないと、と思わされます。





 


         モシのUNION CAFÉ !店内はいい香りでした。

 

 

 

僕が最近思うことですが、ビジネスにおいて他人を信じることはとても重要で、抽象的なものと言えど“人を見る目”があるかないかを試される場面は多いなということです。

 

 

タンザニア人はなんだか柔らかい表情で、人が良さそうな顔つきが多いような気がします。

 

 

そういう意味では、胡散臭いくらいの人のほうが無意識に警戒心も働き楽に話せたりもするかもしれません。

 

 

 

日本人特有のものかもしれませんが、『これは間違いなく本気の目だから、疑うことは失礼だ。』と思い、潔く相手の言うことを受け入れることがあるように感じます。

 

 

些細なことでこのような場面は日常に蔓延っています。

 

例えば、「前はこうだったけど、今はルールが変わったのだ。」なんてことです。

 

当然、こういうことはあり得るし、なんだか色々と理由を付けられると納得してしまうこともあります。

 

 

 

しかし、僕が思う『騙されない技術』は、とりあえず自分が知っている事実を貫き通すということです。



 

相手の説明に筋が通っているかどうかではなく、いかにその事実を疑い用のない事実として証明できるのかの1点にこだわる。

 

理屈はいいからなぜそれが正しいと言えるのか示してくれ、ということです。

 

 

それで相手が言っていることが正しいとわかれば「あっそうなんだ!おっけーおっけー!」くらいでいいのではないかなと。

 

 

 

親しき仲にも、と言いますが、疑うことが重要というよりも曖昧にしないことがどんな関係性であれ大切なような気がします。

 

 

 

もちろん、お金を貸したら返ってこないと思え、と言うように、まぁ最悪回収できなくてもいいか、という判断基準で相手を信用することか否かの決断をする場面はあって然りだとも思いますが。

 



 

 

      ビルの上に家を建てるというこの発想!in アルーシャ



 

結局、信用できる人というのはこういうところをきっちりと無意識にできる人なのだと思います。僕は残念ながら胡散臭いといわれるので、そうありたいと切に願っています。

 



読んで頂きありがとうございました。

 

 

そして、今年もよろしくお願い致します。




園部篤史