アフリカビジネスは長期戦
どうも、園部です。
最近の個人的なビックニュースはとある日本の大物実業家の方とお会いしたことです。
アフリカで僕がどんな日々を過ごしているのか、あんまり想像がつかないと思いますが、アフリカにいるといいこと尽くしで、色々な方とお会いする機会に特に恵まれています。
日本に凄い人がたくさんいるからこそ、自分は自分のフィールドとして選んだアフリカで少しでも日本に貢献することができたらいいなと思っています。もちろん、アフリカに対してもです。
残念ながら僕の事業が日本にいる皆さんの目に触れたり、耳にしたりすることはまだ少ないと思います。
在タンザニアの日本人の方にさえ「なにやってるの?」と聞かれることがあるくらいです。。(笑)
※スタッフに「園部普段仕事しているの?」と聞かれてしまうのはまた別の話…。
アフリカで一旗揚げようと思ったらまずなにより市場の現状を見るのが普通だと思います。
どんなことに需要があるのか。ビジネスを始める上で最初の着眼点になると思います。
これはやっぱりすごい重要です。
それでも、僕なんかどこぞの馬とも知れない外国人が資本もたいして持たずに来たところでそんな風に『目の前に差し出された需要』に参入するのはどうしても気が引けてしまいます。残念ながら、長期的に見たときに勝てる気がしない。
だからこそ、僕がいま取り組んでいる事業は5年後10年後そのマーケットが成熟してきたときにそこに自分の会社の居場所がある状況を作ることを目論んでいます。
そして、並行してその成熟時間をより短くなるように市場を育てること。
まぁこれこそ目の前の需要にこたえるより難しいのではないかという気もしますが。(笑)
何と言っても、アフリカという土地に惚れた以上、長くお付き合いできるようにしたいなという思いがなによりということです。
競争相手がいないことはビジネスをする環境でとても大きなアドバンテージになりますが、僕個人としては(仕事柄もありますが)もっとたくさん日本企業が参入してくることが僕にとっても大きなプラスになるのではないかと思っています。
中国とかと比べると、やっぱり集団の強さがまだないような気がします。
アフリカというある種アウェイでのプレイをしているのだから、それぞれが日本の国益という方向を向いて助け合うことが理想だなと思います。
アフリカビジネスは長期戦。だけどマラソンじゃなくて並走しながらタスキを繋いでいく駅伝だといいなと思います。
読んでいただきありがとうございました。
園部篤史