タンザニア広告代理店の思考

Trickster社という広告代理店をやっています。あくまで個人の見解です。

一期一会

 

どうも、園部です。

 

 

 

最近は身の丈に合わない案件に携わらせて頂き、生意気にも打ち合わせが多い日々を過ごしています。

 

 

もちろん、その中で学ぶことばかりですし、案件が進んでいくのを感じられるのは筆舌に尽くし難い喜びがあります。

 

 



 

 

 

しかし、炎天下を泥臭く、人込みをかきわけながらする“飛び込み営業”はもはや癖になる面白さがあります。

 

 

 

街を歩き、気になった会社に入り案内をして貰うだけでも、普通に過ごしていては得られない情報に辿り着くことができます。

 

 

 

 

それ自体にもかなりの価値があると僕は思いますが、それが発展し仕事に繋がることもしばしばです。

 

 

 

 

誰も知らなさそうな企業の存在を知っているということは時にはなにより強い武器になるのです。

 

 

 

 

 

 

そして、いつも感じることは日本人への評価の高さ。

 

 

 

 

(反省しなければなりませんが)ビーチ帰りみたいな服装で営業をすることも時にはあるのですが、それでも好意的に対応して頂くことが多いです。

 

 

 

日本人であることを誇りに思い、感謝しなければならないなと常々痛感します。

 

 

 

 

そして、それは同時に若者であれビジネスの拡大のためには相手を見た目で判断せずまずは話だけでも聞いてみようというアフリカ人の貪欲さのおかけでもあります。

 

 

 

 

これもまた、有難い限りです。

 

 





 

 

 

 

先日は、お茶をしていたついでに見かけた会社に入ると突然通されたのはまさかの社長室。

 

 

まるで事前に決まっていたかのようにお茶を出していただき、丁寧すぎる対応に焦る僕。

 

 

しかし、ビジネスの話を始めると面白いくらい話が弾み、いきなり大きな案件を企画し始めることになりました。

 

 

 

 

 

さすがにこれには驚き、からかわれているのではないかと思いましたが、これだけビジネスに前のめりだからこそこの市場で勝ち抜きのし上がっているのだと妙に納得してしまいました。

 

 

 

 

 

 

決して僕のスタンスは褒められたものではないと思いますが、勝手に日本の商習慣で自分自身を縛ることはしないほうがいいと現地でビジネスをしていて感じます。

 

 

 

 

 

 

日本人としての良さを失わずに、かつ現地の良さを学び適合していくことが、僕が目指すべき姿だと思いました。

 

 

 

 

 

読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

園部篤史