タンザニア広告代理店の思考

Trickster社という広告代理店をやっています。あくまで個人の見解です。

アフリカビジネスの第一歩目

 

どうも、園部です。

 


僕がタンザニアにきて1年数ヶ月になりますが、在タンザニアコミュニティーではまだまだひよっこです。

とはいえ、企業さんも政府関係の職員の方々も任期がありますので、大分来た当初とは変わってきたなぁとある種の寂しさを感じます。




しかし、その分出会いもあり、数回会っただけでも竹馬の友のような間柄になることもあるのはやはりアフリカパワーでしょうか。

僕がこうしてアフリカ生活に馴染めているのはきっとそういう皆さんのお蔭なのだと感謝してもしきれないですね。



 

 



僕が初めてタンザニアにきた方々を仕事、プライベート問わず案内するときにはなによりもまず『タンザニアを好きになって貰うこと』を心掛けています。

さらに、特定の業界を見せるだけではやはりアフリカの市場メカニズムを体感するのは難しいのでジェネラルなアフリカを見てもらうために全く別の業種にお連れすることもあります。


というのも、『その業種じゃない人からみたその市場』というのも面白い答えが返ってくることもしばしばあるからです。

とにかく様々な角度から見てもらうことが大事なのではないかと思っています。

 


そしてなぜアフリカを好きになって貰おうかというと、好きになってこそ興味を持ってアフリカの理解が自然と深まりますし、そういう潜在意識は現地人にも伝わるものです。

 


一緒にバカ騒ぎできたりすることが評価されることだってあります。


相手を立てたりするだけじゃなく、一緒になって楽しめること、というのがポイントですね。

 

 



結論として、その国を好きにならずにビジネスをうまくやるのは難しいのではないか、と個人的に思っているわけです。

 

正解か不正解かわかりませんが、僕は少なくともこの国が好きなので、そう信じています。
まぁ、悪口言いたくなることも多々ありますが!笑

 

 



 

どうしても最初に来た印象というのにその国の見方は大きく影響されてしまうところがあるので、一緒に路上でアイス食べたり、気持ちのいい穴場スポットを紹介したり、そんなことを織り交ぜながら案内をさせて頂いています。

 

いいところばかりに目を向けるのがいいわけではないですが、いいところもたくさんあるのが事実ということをお伝えするのも現地にいる人間のできることなのではないでしょうか。

 

 

読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

園部篤史