自分がしたいことを真っすぐに肯定すること
どうも、園部です。
今晩はルワンダからきていた自分よりも若い起業家の方がタンザニアに来られていて、ワイン2本開けて大分酔っ払いで、たまには勢いで文章書いたれというテンションです。
日曜日の日付が変わる頃に、明日も朝早いのにブログを更新するとか愚の骨頂。
世代のギャップはあるのかもしれないけど、やっぱり自分が自分のことしか考えていないのかもしれない。
自分が一番ワクワクできる環境を探し求め、そこに身を置いているのだろう。
人のため誰かにためになりたいと思う気持ちはどこかで自分の自己満足になってしまう部分があるのだろうしそれを否定することは恩着せがましいこと他ならないようにも思う。
誰かの信念を否定するつもりは全くないけれど、苦痛に感じながらなにかを成し遂げようとはしていないのだと思う。
アフリカ(タンザニア)で仕事をする経緯として、国際協力に関心を持ち、ビジネスという形でなにかできるんじゃないかと思ったのは事実である。雇用を増やしたい、なにか日本に貢献したい、そんな気持ちは嘘じゃないと思う。
でも、なんで日本にも色々解決すべき課題があるのにこの場所に自分はいるのだろうか。
やっぱり居心地がいいからなのだと思う。
解決したほうがいいこと、困っている人など近くにも遠くにもたくさんいるのである。
どこに生きがいを感じるのか、どこが自分にとって居心地が良いのか、それが結局大事なのではないだろうか。
僕が人生のバイブルである(と最近気が付いた)シャーマンキング(漫画)で、自分が本当にやりたいことがなんなのかわからないと悩むキャラクターに対して投げかけるこんな一説がある。
“おめぇがそこにいたのはそこにやりてぇ事があったからだろ”。
やりたいことを深く考えることは大事である一方で、そこまで深く考えるべきことでもないのだろう。
やりたいことの答えは常に自分の中に明確にあるのだと思う。
僕がシャーマンキングから学んだことで、自分の哲学にもなっている重要なことがもうひとつ。
“この世の全てに答えなどなく、同じく等しい人間など一人もいない。お前さんの進むべき道はいつも心で決めなさい”
まぁそういうことですね。
薄い話になってしまった。というかなにも伝わらないやつ。
まぁでもそんな風に自己肯定する日もあっていいのではないでしょうか。
“途上国”こそ最先端を走っている。
どうも、園部です。
正直、ブログやっていたことをもはや忘れていたレベルです。恐ろしい。
時間がたっての更新なので、あまり
ピンとこないかと思いますが、タンザニアは暑さのピークもようやくすぎてきて、いよいよ雨季に向けて若干の涼しさを感じさせるようになりました。
僕はというと、写真をSNSにあげればそのたびに太ったというアフリカもなにも関係ないコメントで荒らされ、ジムに通うという似合わないことをやっています。
さて、タイトルですが、大胆に打ち出してみました。
GDPやインフラ事情を指標に途上国と定義されており、生活の水準が日本と比べて低いことは事実。パソコンももっていないし、使えない人も多いし、日本の生活に慣れていた分のギャップによる不便さは確かにあります。
だけど、そもそもパソコンってみんなもつ必要ある?
ここタンザニアの都市ダルエスサラームではスマホの普及率はまぁまぁ高く、コミュニケーションはWhatsAppで、SNSもFacebookやインスタが流行っている。
形式的なメールは確かに返信が遅いが、それらを利用すればすぐに写真や価格が届きディールへの決定プロセスは早い。
考えてみると、スマートフォンに至るまでの過程として、ワープロがあり、電話があり、パソコンがあり、テレビがあり、などといったそれぞれの機能の進化と用途にあわせた製品をコンパクトに集約していったものといえる。
だから、世代によって馴染んだものがあるし、一方で淘汰されていると思う。
しかし!!
途上国では、その過程を自ら歩むことはなく、スマートフォンは安いし便利だぜ!ってことで、パソコンもテレビも購入せずにいきなり集約された製品に辿り着くのである。
いまの日本では家にテレビがあることが当たり前で、スマートフォン持つ前から持っていたし、併用して使い分けているからいまだ必需品のような感覚があるのではないだろうか。
タンザニアで所得の向上に応じてテレビ局が儲かるようになるか、と言われると難しいなと思います。
実際にテレビ局がアプリにして同じ内容スマートフォン向けに流していますしね。
よく途上国を戦後の日本みたい、いついつの日本みたいだなぁなどと揶揄しますが、情報収集手段と自国ではなく外国の技術の違いが大きいので一緒ではないと思います。
あとは、規制の少なさが最先端のものを受け入れやすい理由ですかね。
通信を中心としたある種生活環境に関わるビジネスの利権がそんなにないのかもしれないですね~。
一応、アフリカというか途上国でビジネスをするうえでこういう考え方をするのがいいんじゃ、というやつでしたー。
頑張って更新していこうと思います。
日本人経済コミュニティを形成すべき
どうも、園部です。
前回のお金の巡りと似た話ですが。。
アフリカでビジネスをしている日本人の多くはある種の葛藤があると思います。
それは、もっと日本人(ビジネスマン)が来て欲しいという思いと、一方で同業種がくる恐怖。
正直、他に選択肢がないことなどから、仕事が舞い込んでくることも多少なりはある状況は僕にもあると思っています。
それが大手などがきて出る幕もなくなることは、非常に怖い。
でも、一方で思うのが、日本人同士で仕事を取り合うって考え方がそもそも目先のことしか見えてなくて、『そもそもここ日本じゃなくて外国!』って思います。
日本国内で、日本企業同士がパイを奪い合うのはなんか仕方ないことですが、外国にきてまで、日本人同士で仕事争うってすごい視野が狭い。
大事なのは、全体のパイを増やすこと。
例えば、日本企業がタンザニアの5%くらいのシェアをもっていたとして、新規参入する企業はその5%を狙うのではなく、2企業で全体の15%に伸ばしてそれぞれが前よりも良かった状況になればいいのに。
(もちろん、諸々それでは企業として規模感の足りないビジネスなどになることも承知しているが。)
そういう意味では、同業者がくることは非常に有難いことだと思っています。
(参入のチャンスとうちをみて思われるのであれば、わきが甘いのはちょっとアレだけど。)
ただし、やっぱりそこで大切なのは他日本企業の利益を自分の利益とも思えること。
だってやっぱり日本のサービス、製品の一番のユーザーは日本人であるべきなんですから。
もちろん、日本人向けにだけなにかを作り続けることはこの先を考えると賢い選択肢でないことは明らかですが、少なくともできるだけお金は内々で回したほうが良い。
ABEイニシアティブ(アフリカの留学生を日本に呼ぶプロジェクト)のいいところは、結局留学生に渡したお金は国内で消費される点だなと思っています。
外国でビジネスをするってやっぱりそんなに簡単ではないとよく思います。
いくらグローバル化と言っても、コミュニティの大多数であるマーケットリーダーはそう簡単に揺るがないものなのです。
それでもまぁ、日本人がやっているというだけで仕事を任せるという選択肢は当然とれないしとるべきではないのも事実なので、企業努力と成長は必要なんですけども。
ちゃんと信頼してもらえる企業になりたいなと思います。